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イタリア留学のきっかけからイタリアでの留学生活まで私の留学経験をもとにまとめています。留学などに関する質問はメールにてどうぞ。



   イタリア語を学ぶきっかけ
イギリスの語学学校で知り合ったイタリア人の女の子の家で、数日過ごす機会があり、 その時イタリア語の全く分からない私に、とても親切に接してくれた彼女の家族と イタリア 語で話せたらという思いと、添乗員として働いている時にイタリア語しか分か らないバスのドライバーとイタリア語で会話出来たら便利だと思った事がイタリア語を学ぶきっかけに なりました。(どちらかというと前者の気持ちの方が強かったのですが・・・。)
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   イタリア語学学校を探す
添乗員の仕事は、冬になると仕事の量が減るのでこの機会を利用しイタリアに行くことに決 める。(お給料は安いが長期休暇が取れる所がこの仕事の魅力かな?)

イギリスの語学学校を決める時は、かなりの時間をかけ学校と場所を決めたものだが、今回はたいして時間は必要無かった。
当時は添乗員の仕事を続けるつもりだったので、私の希望は短期集中、場所は都会よりも小さな町だった。 このようにインターネットを使い絞っていくと3,4校にギュッと絞られた。 これらの学校にe-mailで幾つかの質問を送ったところ、直ぐに返事を くれた所が私の通うことになる学校だった。
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   小さな町で学ぶ
イタリア留学を考えている人の多くが滞在都市を選ぶのに頭を痛めるのではないだろ うか。イタリアのはれぞれの都市に魅力があるので、それも当然だろう。ローマ、フィレンツェ、ミラノの様な大都市にも魅力 があるが、私は敢えて小さな町を選んだ。
 なぜなら忙しい仕事の合間の短期留学だったので、 のんびり過ごしたいという希望があったからだ。

小さな町は大きな町の様に便利で生活をはないが、良い点もたくさんある。例えば、通 学時間が短い(徒歩5分)、治安が良い、町の人が常にイタリア語で話しかけてくるので、イタリア語の上達に役立つ(大都市だと英語で話しかけてくることが多い様だ)、 その他には、都市に比べ物価が安い、落ち着いた環境の中で勉強できるなど。

私の滞在した小さな町では、日本の都会生活からは想像もできないことが色々あるが、小さな町でも充実した生 活が送ることができた。私はこの経験から滞在都市の選択肢の中に小さな町を加えてみることをお勧めしたい。  
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   出発準備
イタリアに行くと決めてから出発までわずか約1ヶ月。まずイタリア大使館から郵送でビザ申請書類を取り寄せた。 在日イタリア大使館のHPより申請書類がダウンロード可。(郵送・FAXの場合はTELにて問い合わせ。)

イタリアは観光で訪れる際は、滞在90日以内は、ビザは免除だが就学の際はビザの取得が必要である。
 取り寄せた申請書類に記入し、 東京にある在日イタリア大使館に向かった。塀に囲まれた大使館の門をくぐると、そこはイタリア。 警察(carabinieri/カラビニエーリ)の門番がいて、この雰囲気に訳も無く緊張しつつ窓口に向かった。

 窓口で「“延長できるビザ”と“延長できないビザ”どっちがいいですか?」と聞かれたので、 “延長できるビザ”(TIPO・D)でお願いした。(現在、就学ビザはTIPO・Cのみ) 「一週間後に受け取りに来てください」と係りの人に言われ、番号の書かれたチケットを受け  取った。これでなんとか出発できそうなので、ひと安心。

 次は航空券の予約だ。キャセイパシフィックは学生ビザがあれば、半年のOPENチケット が1年のOPENチケットに延長できるというので、このタイプのチケットを購入した。
午前中にイタリア・ローマに到着する為、電車移動のある私には都合の良いスケジュール でもあった。

 一週間後イタリア大使館で、無事イタリアへの切符である学生ビザを手に入れ ることが出来た。あとは出発を待つばかり!! この年2001年は、なんとも手続きが簡単だったと今つくづく思う・・・。 現在2001年の頃とは随分法律が変っているので詳しくは在日イタリア大使館のHPで確認して下さい。
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   イタリア到着
飛行機がイタリアに到着した。添乗の仕事と違い、お客さんがいないのでかなり気が楽だ。 帰る時には、イタリア語で話せるようになっているのだろうかなどと思いつつ、パスポート コントロールを通過し、スーツケースが出てくるのを待った。スーツケースを無事受け取る と何のチェックも無い税関を通り抜け、電車乗り場まで向かった。

 さすがに長旅の後の電車 移動は楽ではない。重たいスーツケースを引きずり電車を2度乗り換え、なんとか目的の 駅に辿り着いた。ここまでは、イギリス滞在中にあちこちを旅行して周ったので、特に問題は 無かったが、唯一スーツケースを持っての電車の乗り降りは、かなり大変だった。 電車には2,3段と高い昇降ステップがあるので、重たいスーツケースを持っての電車の 旅は個人的にお勧めできない。

 準備期間が少なかった為?学校のある場所について何一つ調べていなかった。 到着した日、校長先生が駅の近くで用事があった為、私を迎えに来てくれた。後で知ったの だが、目的の町まで所要時間:車で30〜40分かかる。この日は疲れていたので、 校長先生に大感謝。本当についていた。
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   私の小さな村
電車の駅から約40分車に揺られ辿り着いた先は、山間の小さな村だった。2月という季節 のせいかひっそりとしていた。(確かに小さな町を希望していたが・・・)
 その小さな村は、  周囲を歩いて回るのに15分もあれば十分足りるほどの大きさ。標高450mの山にあり、 大自然に囲まれたその村は、短期集中でイタリア語を習得できそうな私の希望していた  ような村だった。
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   初めての日
私の語学学校の入学日は、その年の学校の始まりでもあった。この日の朝、駅まで迎えに 来てくれた校長先生が出迎えてくれ、知ってる顔を見てほっとした。

 初めての日は何が起 こるか分からないので、少し緊張気味だった。その日集まった生徒は全部5人。 1つの部屋でクラス分けテストをする事になった。「テストと言われても・・・」他の生徒 と顔を見合わせ苦笑いするしかなかった。私にとってイタリア語はゼロからの出発。 さっぱり分からないままテストの時間が過ぎていった。5人のうち2人はプライベートレッスン 残りの3人はテストの結果、皆同じクラスになった。

 入学申込み前に校長先生から「イタリア 語がゼロからの出発でも大丈夫」とは言われていたものの、実際に私の入るクラスが イタリア語の基本から始まる様なので安心した。英語と違い文法も全く分からず、語彙 も無い所からの出発は、来る前の心配をよそに問題なく初めてのレッスンを受ける事に なった。
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   授 業
イタリア語が全く分からない人でもイタリア語で授業を受ける事が可能だろうか? 私の経験上「可能である」と言って良いと思う。授業は学校のテキストに沿って進めていくの だが、英語を初めて学んだ時の様に1つずつ単語、文法を学んでいくのだ。始めの2、3週間 は時々説明に英語を使う事もあったが、徐々にイタリア語のみにしていった。

 英語と違い独学からイタリア留学すると言う話をよく聞くが、問題なく授業について行けると 思う。確かにゼロから始めるのは覚える事が多くて大変だが、一番大切な事は楽しんで 勉強する事ではないだろうか。
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   イタリアンライフ
一度もイタリア語を勉強したことの無い私が、イタリアの家庭で生活すればどうなるか 大体の事は誰にでも想像つくだろう。まるで違う星にでも来たようだった。(少し大袈裟?) 到着時、家まで付添ってくれた校長先生は「Signoraマリアは英語が分かるから大丈夫!」 と言っていたが、実際Signoraマリアの英語力といえば私のイタリア語程度だった。

 イタリア語 を勉強しに来たのだから、そのうちなんとかなるだろうと思うことにした。 幸い?Signoraマリアは話好きだった為、全く理解できない私にも話しかけ続けてくれた為、 聞き取りの練習に大いに役立った。と、いっても暫くの間、私のイタリアンLifeは大変 な日々が続くのだが・・・。
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   食べる/マンジャーレ
学校の授業の内容には、家庭の料理の名前まで含まれていない。しかし生活をしていく中 で、重要な事はやはり“食べる”(Mangiare)ではないだろうか。Signoraマリアは  毎晩、手によりをかけて夕食を用意してくれる。そして必ず「今日は○○だよ」と教えて くれるのだが、実はこの料理名がさっぱり分からなかった
例えば、「○○と○○どっちがいい?」と聞かれても「???」どっちの料理も分からないのだ。 これらの質問が分かる様になるには、もう少し時間がかかりそうだ。

 イタリア語が全く 分からないまま来てしまったが、料理の名前位は覚えておいても良かったなとこの時 思った。料理の名前を勉強するより、味から先に覚えた方が簡単かつ手っ取り早そうなので料理名の勉強は舌ですることにした。
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   食べる2/マンジャーレ
毎晩Signoraマリアが手によりをかけて作った夕食をPrimo piatto(パスタ、リゾット、  スープ類)Secondo piatto(肉、魚料理)と食べ続け ればどうなるか・・・。
 すぐに結果は出ていた。2週間で4kg体重が確実に増えていた。イタリアのマンマの作る 美味しい料理で太るな仕方ないか・・・と思ったが、さらに増え続けたらどうなるか? 想像するだけでも恐ろしいので、夜歩く事にした。(ここでは夜一人で歩いても危険な事は 無い)

しかし、この程度運動では何の変化も無く、SignoraマリアにPrimoはいらないとつたない イタリア語で伝えたのだが、自慢の自分の料理を減らして欲しいと言われなんだか悲し そうな顔をしているので、量を半分にする事で同意してもらった。 この土地の女性Romagnoraは料理が上手というその言葉通り、毎日美味しい物を食べれて 幸せだった。(体重の事を除いては)確かに毎晩パスタを食べ続ければ、 太るのはずだ・・・と今になって思う。 
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   食べる3/マンジャーレ
夕食は大体Primo(パスタ、リゾット、スープ類)、Secondo(肉、魚料理)、Contorno (野菜類の添え物)となる。(全ての家庭が同じでは無いが)
日本では大体、全ての 料理が一緒に食卓に並ぶので自分の好きな物から食べる事が出来るが(私の場合)、 お世話になった家庭での夕食はいつもPrimoでお腹が満たされ、Secondoに取りかかる時 には、ほとんど他に入る余裕が無かった。さらに最後にはフルーツ(FRUTTA)、 お菓子(DOLCE)、アイス(GELATO)まで用意してくれた。

 Signoraマリアは、手作りパスタ なども用意してくれ毎日家庭でレストラン気分を味わう事が出来た。
食後はCaffe好きのイタ リア人なら必ず“Caffe”と思っていたが、寝る前にはCaffeを飲まないという人が 多い様だ。イタリアのマンマ(お母さん) が作る料理は、レストランよりも美味しいと思うのは、私だけだろうか?
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   留 学 適 齢 期
留学するのに年齢制限はあるのだろうか?「そんなものは無い」 というのが私の答えだ。 確かに若い方が勉強しても吸収力が違うのは事実。しかし「イタリア語を学びたい」という
気持ちがあればそれだけで十分ではないだろうか。

 私が知り合った他の国から来ている人達の年齢層、留学理由も様々で仕事の合間にイタ リア語のレベルアップの為に来ているビジネスマン、イタリア語が好きな年配の夫婦、旅行を 兼ねイタリア語の勉強、年金生活の楽しみで始めたイタリア語の為など色々だ。 最年長では70歳のスイス人の男性で初心者だが、楽しんで授業を受けているのを見て 年齢なんて関係ないと思わされた。

 しかし日本と他の国の人達が同じとは言えないのも事実。特に女性が20代後半、30代になると周りが色々と 言い出すのではないだろうか。しかし女性が20代後半に入る頃というのは、仕事に慣れ、趣味に時間を費 やすことが出来る時ではないだろうか。年に1、2 回の海外旅行習い事も経済的に許されるのではないだろうか。経済的に余裕が 出来、習い事で始めた語学を本格的に習得したい、現地で学んでみたいと思う事は決して悪 い事ではないと思う。

2、3週間の短期留学でも日本を出て外国で生活するという事は語学 以外にも得る事がたくさんあると思う。もちろん「留学してどうするの?」と言う人も いるかと思いますが、やりたい事を諦めて後悔しないようにして頂きたい。
日本の会社に勤めていると、長期休暇を利用して来ている他の国の人達のように長期で 休みが取りづらいので、1ヶ月の留学にも仕事を辞めなくてはいけなかったりと色々と問題 もあるかと思いますが、もし年齢の事でで留学を悩んでいる人がいたら気にする 必要はないかと思う。私も普通の事務職をしていたOLだったので、特に OLの方でイタリアが好きで留学をしたいという方を応援しています。(12/05/'04)
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   日本人とのお付き合い
 私の滞在中にはあまり日本人がいなかったので、「日本人ばっかりで・・・」と思う事は 一度も無かった。逆に「日本語が話した〜い!」と思った位だ。留学中に会う日本人との 付き合い方についての考え方は、人ぞれぞれだと思う。しかし多くの人が学校を探す時、 日本人の少ない学校を探すのではないだろうか?日本人が多い学校を探す人はまず いないかと思う。

 初日、教室に入ったら12人中4〜5人が日本人だったら、日本のイタリア 語教室かと思いがっかりする事もあるかもしれない。しかし教室内ではイタリア語だけ しか使ってはいけないし、授業以外も他の国の人を交えて過す事により必然的にイタリア語 だけの生活ができるのではないだろうか。
日本人同士でも時には、授業の悩みについて話 したり、説明したりする事で、互いに助け合う事も出来るかと思う。日本人ばっかりと否定的 に考えず、イタリア留学の目的は違うにしろ、イタリア語を学ぶ為にイタリアに来て、 同じ学校に通う事になった偶然の人との出会いを大切にして良いのではないだろうか。

上記に述べた事は何も「日本人同士みんな仲良くしましょう!」と言っている訳ではない。 前にも述べている様に日本人だって人それぞれ。留学前にかなり勉強してきて、 出来れば日本語を話さないで生活したいと思っている人、日本人よりイタリア語 上達の為に、他の国の友人を作りたいと思っている人など・・・。もし日本人の輪に入りた くない人がいても、その人の考えを尊重する事も大切ではないだろうか。それに相性も あり日本人というだけで、皆が友達になれる訳ではないだろうし。

 しかし仲の良い日本人の友達ができたからと言って、いつも日本語で話していては、イタリ アに来た意味が無い。また他国の人がいるのに日本語だけで話すのも良くない事だろう。 と、言ってもドイツ、スイスなどから来た学生も自国の言葉だけで話していたりするが。 日本人の友人同士、お互いに刺激しあいイタリア語のレベルアップにつながるようなお付 き合いをする事が理想的ではないだろうか。困った時には、助け合う事の出来る信頼 関係が出来ていれば一人で困って悩む事も無いだろう。

 私の場合はというと、他の国の人達も一緒にいる環境にあった為、自然とイタリア語だけで 話す機会を持つ事が出来た。留学前、留学中にこの様な人間関係について悩む事もある かと思うが、常に相手を尊重する事で楽しく学ぶ環境作りができるのではないだろうか。 (これはあくまでも私の経験談です。)(12/05/'04)
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   Pizzeriaの夕食会
学校では色々と催し物を用意し学生がすぐに学校に馴染めるよう、楽しめるようプログラム を組んでいる。もちろん私の通っていた学校でも色々な催し物が用意されていた。 その中でもピザ屋にみんなで行った事がかなり印象に残っている。

 まず午後の会話の授業にイタリア語の歌をみんなで覚える事になった。歌詞を覚え ている時、内心どうなることやら・・・と思ったりした。夜になって生徒、講師揃ってピザ屋に 行き大きなテーブルを囲みピザを食べる事で自然と盛り上がる。そして、食事が一段落 したところで、「カラオケ」が登場!
日本だったらカラオケは個室、宴会場でとなるところ ここイタリアではピザ屋でカラオケだ。

ここだけの話、日本人のようにカラオケで歌い慣れていないので、とても上手いとは言いが たいが、講師たちは率先してマイクを握り盛り上げている。盛り上がった所で、授業で覚えた あの歌が流れてきた。どうなるかと心配していたものの、ピザ屋にいるみんなでの大合唱 となった。さすがイタリア人!ピザ屋にて大勢で楽しむ方法を心得ているようだ。  今でもピザ屋には行くが、この学校の夕食会の様な印象的な夜は、そうある物では ないので思い出しては懐かしいく思う。(12/05/'04)
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   がっかりしないで!
先日、前に通っていた学校を訪れると1人の日本人の男の子がいた。彼にとってその日は 2日目。まだ学校、イタリア語の生活に慣れていない様子。少し話をしたら、2週間の滞在 だと言う。「どう?」と感想を聞くと「自分は半年間ラジオを聞いて勉強し、文法も独学で 勉強してきたんだけど・・・。こんなはずじゃなかったのに」と落胆している。

他の国から来ている学生に比べ語彙が少なく、かなり差がある事にショックを受けている みたい。私は、イタリア語に関してこの様な経験は無い。なぜなら、しっかり勉強をしなかっ たからだ。分からなくても当然!と逆に開き直っていたのかもしれない。
決して勉強し ない方が良いと言っているのではない。事前に文法の勉強をすれば授業に役立つのは 確かである。しかし、日本で文法を勉強しなくても、イタリア語会話に通わなくても何の ショックを受けずイタリアで授業を受ける事が出来るのでご心配なく!逆に私は 毎日新しい事を覚えるのが、楽しかったのを記憶している。そういえば、私が会った日本人 の学生も彼と同じ様なことを口にしていた様な・・・。つまりがっかりする事ではないのだ。

語彙が少なくてもそれが普通、気を張らずリラックスして授業に臨むのが一番 では無いだろうか。日本で勉強するのも良いけれど、1〜2週間位の短期留学を経験してみ ても良いかもしれない。そうすれば、がっかりする事も無いかな?(15/05/'04)
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   留学希望者からの質問
「3ヶ月でどれ位話せるようになりますか?」とよく質問される。
 こんな時、「日常会話が困らない位かな」と答えるが、この質問に答えるのは非常に難しい。 なぜなら、それぞれみんな条件が違うからだ。例えば、本人のレベル、クラスの人数、 学校以外でのイタリア語を使う頻度、宿題の量など・・・。留学の前にイタリア語を学んだ 事があれば当然イタリア語の上達も早い。入学したクラスが少人数ならば、進みも早く、 分からない所もしっかり教えてもらう事が可能だ。つまり全くの入門者でも運良く、少人数の クラスに入る事が出来れば、早い上達が望めるのではないだろうか。

また、学校以外の場でイタリア語を話す機会が多ければ、イタリア語生活に慣れるのも 早く、学校の宿題で語彙も増えれば、会話にも幅が出てくる。 私は全くの初心者だったが、少人数のクラスに入り、ステイ先のシニョーラが話し相手 になってくれ、莫大な宿題(私にとって)で語彙が増えた。宿題をする時に、大変だった のは、一行ごとに辞書を引かなければならなかったことだ。 しかし今思えば、かなり役に立ったと思う。

以上の様に、人それぞれの条件によって、質問の答えは違ってくるのだ。 一つ言える事は、個人の努力が一番大切ということだと私は思う。(30/07/'05)
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   噂に惑わされずに
 友人が留学するというので、入学手続きをアシストしました。友人が自分の行きたい学校を選んできて、申し込みなどを 私がアシストしながら、入学申し込みをしたので、選んだ学校の評判などについては、実は私は知りませんでした。

 友人が実際に通ってみると、事務担当は滞在許可書の取得に非協力的であったり、日本人ばかりのクラスだったり、滞在先に問題があったりと・・・・ イマイチ友人も納得の出来ないことが多々出てきました。

こんな話を聞いていたある日、ネットを見ていると彼女の通う学校がとても良いというコメントがあり、 友人の話とは大違いかもしれない・・・・と私は思いましたが、このネット上のコメントを見て、良い学校なんだと判断する人も多いのではないかと 思いました。人それぞれ、学校の先生や、学校の雰囲気には相性というものがあると思うので、良いというコメントを鵜呑みにす るのは、どうかなと思います。
多くの人の意見を聞くことは良いかと思いますが、名前が知られているか問題が無いだろうと思わずに、皆さんの出来る範囲で色々と調べてみる事を お勧めいたします。噂などに惑わされないように!! (30/07/'06)
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   しっかりとサービスを受けよう
ユーロ高が続いているので、イタリア留学をされる方にとっては、大変経済的負担が大きくなっていると思います。 それだけにイタリア留学したい!という方は、大きな期待を抱いてイタリアにやってくるかと思います。 もし、留学中に期待しているようなサービスが受けれない場合には、しっかりと学校に抗議して欲しいと思います。 例えば、授業の進め方に問題がある、先生の質に問題があるなど・・・・。 学校が、生徒に良いサービスを提供する事は当然であり、受けれない場合には、それを相手に伝えるというのも必要です。 多くの日本人の方は、不満があってもそれを学校側に伝えない場合が多いようです。 不満と言う形で、学校に話をするのではなく、問題点が解決できるかどうかと相談してみるところから始めると良いのではないでしょうか? せっかくのイタリア留学です、良い体験をして頂きたいと思います。 (24/012/'06)
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   専門留学
私が留学した目的は、イタリア語をしゃべれるようになりたかったからです。しかし、 イタリアで学べるのは、語学だけではなく色々と専門的なことがたくさんあることを知りました。 私は、特に何が優れているという訳ではありませんが、料理、皮革、モザイク、デコパージュ等 受講してみたいコースがたくさんイタリアにはあります。今は、子供が小さい為、受講する事は難しいですが、もう少し自分の時間が出来たら、 チョコレート、ジェラート、チーズのコースなど受けてみたいと思っています。

多くの人がイタリア料理を勉強しに来ていますが、多くの人は、料理を専門的に勉強されている人かもしれません。しかし、私のような素人でも 料理を勉強したいと思っている人はたくさんいると思います。 是非、そのような方は、留学する機会がありましたら、イタリア語だけではなく専門的なことも勉強されてみてください。時間とお金のある時に 勉強をされる事は大切だと思います。 そして、本物のイタリアの技術を日本に持ち帰り、多くの人を楽しませて頂きたいと思います。 (24/012/'06)
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   参考にするのは良いけど・・・
多くの人が、コムニケーションサイトMIXIを使っているかと思います。時には、とても便利な情報もありますが、MIXIに 頼り切るのはどうかな・・・と思います。 例えば、ヴィザの事で、ある人が困っているので、教えて欲しいと書き込みをしたものがありました。これにコメントしている人は、いつも コメントを残している方で、かなりの知識はあるようですが、誰でも知っているような規定について述べているだけであり、 困っている人の役にはあまり立てていないなと私は思いました。 日本のように規則、規定があり、それに全て従って事が進んでいくならば、コメントを残している方のような対応で良いと思います。 しかし、イタリア留学と言うのは、決して一筋縄では行かない部分があります。オープンになっていない所に幾つか抜け道もあります。 日本は、規則に従わなければそれでお終いという感じがありますが、イタリアは、違います。規則を外れた所にも何か解決法が残されている事もあります。 このようなサイトを参考にするのは、良いかと思いますが、それに頼り切らないで、本当に頼れる人に確認をしてみたりする事が解決への近道だと思います。 (24/012/'06)
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   安ければそれでいいのか?!
イタリア留学に関するサイトを見ていると、「申し込みの際に○○を見ましたというと○%引き」というようなサイトがあります。 そんな運営方法で良いのか!?と疑問になります。入学の申し込み方法が説明されていて、ここを見ましたというと10%なんて、 安易なサービスだなと感じます。
まあ、ネットが普及しているので、どんなサービスでもありだと思いますが、お申し込みをしようとしている留学生の方に注意したい事があります。 それは、割引のサービスが仮に受けれたとします。しかし、もし何か問題が起きた時に、イタリアで誰を頼ればいいのでしょうか? 申し込み以外の交渉、依頼など誰が学校としてくれるのでしょうか?もし、キャンセルなど思っていもいなかった事が起きたら、どうしますか?
大金を出すのだから、少しでも安い方が良いというのは分かりますが、もし、キャンセル、罰金などが発生した時に 誰がケアしてくれるのでしょうか?問題が起きた時に 誰かがアシストしてくれるような形で入学をお申し込みになる事が大切だと思います。自分は大丈夫だと思われずに、ご自身でまずは注意されてください。 (24/012/'06)
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